2016年11月3日木曜日

職人バーテンダーという生き方 ③

最初の数ヵ月は、左指にメジャーカップを挟んでいた彼ではあったが・・・

慣れてくると、彼の指先からそのメジャーカップがなくなっていった。

出来たつもりは、禁物である!

とことん体に覚えさせるのが目的なのだ。

同時に、ボトルの持ち方やキャップの開け方などを教えて行った。

誰かに教えられることの大切さ 指導してしてもらうことの重要性を感じて欲しかった。


※ 先輩(せんぱい)とは、 集団において立場が上な人。また、先にその集団に所属した人のこと。 

先に生きる 「輩」なのだ。経験者は、語るのである。

私たち、バーテンダーという職人は、徒弟制度で組織が成り立っている。

商人バーテンダーは、これを嫌い 個々、自分の店の中だけで見様見真似でやっている。

それはそれで、否定はしない。

でも、技能競技大会やコンペを否定することは、断じて許すことはできない。

誰もが、技能競技大会に選手として参加することの最終目標は「優勝」である。

しかし、優勝だけが全てではない。

優勝に向けて、日々研鑽 練習することが個々のスキルアップに必ず繋がるのだ。

このスキルアップしてきたことの証明として、賞状があると私は思っている。


あなたは、バーを選ぶ時、スキルアップしてきた職人バーテンダーにカクテルを作ってもらいたいのか、それともスキルがない商人バーテンダーにカクテルを作ってほしいのか、今一度、考えて店選びをして欲しいと思う。


つづく・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿